柳井地区広域消防本部及び柳井消防署新庁舎建設基本計画conc
柳井地区広域消防本部及び柳井消防署新庁舎建設基本計画を策定しました。
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柳井地区広域消防本部及び柳井消防署庁舎は、昭和47年4月1日の当消防組合発足時に完成したもので、本年で51年目を迎えます。これまで増築や修繕を重ね、維持管理に努めてまいりましたが、施設の老朽化は進み、設備は旧式となり、緊急用車両の大型化や台数の増加等により狭隘化しており、増加する昨今の消防需要へ対応する施設として限界を迎えつつあります。
平成18年には耐震補強工事を実施していますが、その後十数年が経過していることから、大規模な地震災害が発生した場合、災害活動拠点として十分な役割を果たせるかという不安は拭えません。さらに、庁舎周辺は、津波、高潮及び洪水による浸水想定区域に指定されており、浸水による消防の機能不全に陥らないためにも施設の根本的な浸水対策が必要だと考えています。
以上のことから、本計画を基に、あらゆる災害に対応可能な施設、機能を備え、将来にわたる安全安心のまちづくりの実現に必要な防災・災害対応活動拠点となる庁舎の建設を進めてまいります。
柳井地区広域消防本部及び柳井消防署新庁舎建設基本計画(PDF)
『 消防力を最大限に発揮出来る庁舎 』
『 災害に強く、業務継続に配慮した庁舎 』
『 人にやさしく経済性に優れた庁舎 』
『 環境にやさしい経済性に優れた庁舎 』
を基本方針として、新庁舎を建設します。
※完成イメージ
【建設予定地】 柳井市南町五丁目3地内
【建設する主な施設】
○ 消防庁舎エリア
消防本部及び消防署の機能が集約された庁舎、緊急車両用車庫、資器材倉庫を整備します。
○ 消防訓練エリア
日常的な消防訓練に使用する訓練施設やスペースを整備します。
また、消防団用の消防操法訓練、自主防災組織や自治会等の研修・訓練にご利用いただける施設
(煙体験室、放水訓練訓練室等)もあわせて整備します。
○ ヘリポートエリア
ドクターヘリや消防防災ヘリが常時離着陸できるヘリポートを整備します。
【建設スケジュール】
新庁舎を令和8年3月に竣工する計画です。